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日本人の恋愛と結婚と子作りと日本の人口推移 シロクマ先生「結婚を避け、子供をもたない」ほうが人生のコスパが良い…現代の日本人に起きている"憂慮すべき変化" 「自己家畜化」が進み、資本主義の下僕になっている シロクマ先生「結婚を避け、子供をもたない」ほうが人生のコスパが良い…現代の日本人に起きている"憂慮すべき変化" 「自己家畜化」が進み、資本主義の下僕になっている シロクマ先生「結婚を避け、子供をもたない」ほうが人生のコスパが良い…現代の日本人に起きている"憂慮すべき変化" 「自己家畜化」が進み、資本主義の下僕になっている 「結婚を避け、子供をもたない」ほうが人生のコスパが良い…現代の日本人に起きている"憂慮すべき変化" 「自己家畜化」が進み、資本主義の下僕になっている | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン) https //president.jp/articles/-/79526 [B! 人生] 「結婚を避け、子供をもたない」ほうが人生のコスパが良い…現代の日本人に起きている"憂慮すべき変化" 「自己家畜化」が進み、資本主義の下僕になっている https //b.hatena.ne.jp/entry/s/president.jp/articles/-/79526 拙著『人間はどこまで家畜か』を一部流用しつつ、ひとまとまりの読み物としてプレジデントオンラインさんに寄稿させていただいた記事が公開されました。おかげさまで、たくさんの人に読んでいただいています。 - p_shirokuma のブックマーク / はてなブックマーク https //b.hatena.ne.jp/entry/4750770261891194944/comment/p_shirokuma 方法メモ 方法リンクメモ はてなメモ はてな村メモ シロクマメモ シロクマ先生メモ シロクマ先生の恋愛論メモ シロクマ先生の結婚論メモ シロクマ先生の日本論メモ シロクマ先生の人口論メモ シロクマ先生の日本人口論メモ シロクマ先生の少子化論メモ
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「ダンジョン」のルール 他の診断とのやり取り不可 何らかの手段で脱出した場合、翌日から【脱出先:◯◯】へ移動する 診断を引いて出た【進度:◯◯】の分進度を増減させる 止まった進度にイベントがある場合、それを実行する(通り過ぎた場合は実行しない) 同じイベントは1度しか発生しない。 進度イベントに【STOP】の表記がある場合はそこで進度を止め、余剰分の進度は0にする その日の診断を終わらせた後、スタミナを1消費する事で進度を +1、もしくは -1 できる その場合も進度イベントは発動する。ただし、【STOP】表記のある進度まで戻る事はできない 【Dフラグ:◯◯】を取得している場合、ダンジョンから出るとそのフラグはリセットされる 暗く冷たい洞穴 【診断:https //shindanmaker.com/628931】 【脱出先:街】 ☆制限 メイデン単体:3(メイデン1人+そのメイデン装備しているAFの星合計) パーティ全体:5(プレイヤー含めた装備中のAF&メイデン全員の星合計) 本ダンジョンでは以下の特殊ルールが適用されます。 (※あくまで「この診断」に限り、他の診断に移動する場合引き継がれません) メインキャラクターのみ侵入可能です 通路が狭く、【爆撃】が使用できません スプリング・デイのアビリティ「戦略的撤退」を使用できません 暗い為、全ての診断結果に【暗闇:白兵・射撃の攻撃力半減(端数切り捨て)、狙撃使用不可】が付きます 【暗闇】を打ち消す手段があれば、その日の診断を行わない代わりに来た道を引き返し【脱出】する事が可能 脱出後、【暗闇】を打ち消す手段がある状態で再突入すれば前回と同じ進度から再開可能 【進度表】 5 「松明:装備/診断内の【暗闇:◯◯】を無効化、所持者がダメージを受けると消滅」を入手 10 「松明:装備/診断内の【暗闇:◯◯】を無効化、所持者がダメージを受けると消滅」を入手 15 「松明:装備/診断内の【暗闇:◯◯】を無効化、所持者がダメージを受けると消滅」を入手 20 「松明:装備/診断内の【暗闇:◯◯】を無効化、所持者がダメージを受けると消滅」を入手 25 【STOP】イベント:洞窟での邂逅が発生
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【エーチーム 噂】伊藤英明“新婚”初戴冠「喜んでくれる人増えるのはうれしい」【エーチーム オーディション】 【エーチーム 噂】伊藤英明“新婚”初戴冠 「喜んでくれる人増えるのはうれしい」 【エーチーム オーディション】 伊藤英明(エーチーム所属) 俳優の伊藤英明が10日、「第69回毎日映画コンクール」(主催:毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社)の男優助演賞を受賞し、ミューザ川崎シンフォニーホールで行われた授賞式に出席した。終始、かたい表情で浮き足立っている伊藤は、「賞に縁がないと思っていたので、何をしゃべったらいいのか。受賞はうれしいですが、トロフィーだけもらって早く家に帰りたい」と語り、照れ笑いを見せた。 伊藤英明(エーチーム所属) 映画『WOOD JOB!~神去なあなあ日常~』の豪快な山男役で同賞を獲得した伊藤は、授賞式を終えた後の会見で、「会場の空気に呑まれて、壇上にいた時の記憶が全くない。緊張し過ぎて、手と足が同時に出るんじゃないかと思った」と吐露。さらに伊藤は、「舞い上がってしまって、この空気をまったく楽しめなかった」とネガティブ発言を連発。 伊藤英明(エーチーム所属) それでも報道陣から、「代表作が、海(『海猿』)、山(『WOOD JOB!』)、と続いていますが?」と振られると伊藤は、「じゃあ、次は川でしょうね」とようやく笑顔。同郷(岐阜県)の綾野剛が男優主演賞を受賞したことについても触れ、「彼とは飲み仲間。一緒に受賞できてうれしかったですね」と祝福の言葉を贈った。 伊藤英明(エーチーム所属) 一方、映画『そこのみにて光輝く』で女優助演賞を獲得した池脇千鶴は、「過酷な人生を背負った女性の役で、確かに難しいところもありましたが、脚本が素晴らしかったので、彼女の気持ちが手に取るようにわかりました」と述懐。さらに池脇は、「脚本を信じて、書かれていることも、書かれていないことも、自分で咀嚼して、自分なりに現場で演じて、あとは監督に導いてもらった」と、スタッフを称えていた。 ⇒ 映画『WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~』公式サイト ⇒ 「神去村通信」 | Facebook ⇒ 映画「WOOD JOB!(ウッジョブ)」Twitter ⇒ 伊藤英明、慣れない授賞式にド緊張!「早く家に帰りたい」と照れ笑い - 映画 - ニュース - クランクイン! ⇒ 伊藤英明 “新婚”初戴冠「喜んでくれる人増えるのはうれしい」 ― スポニチ Sponichi Annex 芸能 ⇒ 新婚・伊藤英明「喜んでくれる人が増えた」 男優助演賞受賞で歓喜 - モデルプレス ⇒ エー・チームとは - はてなキーワード ⇒ A-Teamとは - はてなキーワード ⇒ 伊藤英明 | A-Team.Inc(エーチーム) ⇒ エーチームグループオーディション|所属タレント|伊藤英明 ⇒ 伊藤英明とは - はてなキーワード エーチーム お金 エーチーム オーディション エーチーム 事務所 エーチーム 噂 エーチーム 社長 エーチームアカデミー 評判 エーチームアカデミー 費用 エーチームグループ 費用 エーチームライツ 伊藤英明
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ワールド3(100%) 概要 大半がジャングルステージで構成され、おさるさんが多数登場します。 スイカの種を飛ばしてきたり、マリオを攫ったりと少し癖があるので苦手ワールドと挙げている人も多いようです。 特にスペシャル3は5-SPと双璧を成す本作品屈指の難易度です。 各々のステージ自体は全体的には短めです。 素直なアクションステージが多いので慣性卵産みを利用してサルを食べていけばタイムの向上とスムーズな進行が望めるかと思います。 慣れてくると実はW2より早いタイムで回れたりします。 ◆目安タイム 4時間 → 35分(1時間45分) 3時間半 → 30分(1時間半) 3時間 → 28分(1時間19分) ボーナスはルーレットとカードあわせ。 カードあわせは一度に沢山のお助けアイテムを獲得できます。慣れない内はこのワールドで大量のアイテムを稼いでおくのを推奨。 特に3-8は緑スイカの有無によって難易度/タイムが大幅に変わってきますので敢えてボーナスを当てにいき、3-8までにゲットしておくと良いです。 +3-1「ようこそモンキーワールド」 3-1「ようこそモンキーワールド」 W3開幕にしてかなりの難関ステージです。被弾した場合のリカバリーがかなり厳しく詰むケースも多いです。 開幕の杭に隠しスター雲があります。 まあ不要です、どうしても不足する人はどうぞ。 このステージに出てくるこれ以外のはてな雲は必要なので全て回収していく。 杭に赤コイン 2マップ目へ。 中間を切って坂を下りたあと。 赤丸でくくった赤コインorフラワーは消えやすいです。 ヨッシーの持ってる卵の数にも関係しそうですが、ここの3枚+1個は覚えておくのを推奨。 杭に赤コイン 右のサルからのスイカの種攻撃に注意。 被弾に気をつけつつ3マップ目へ。 3マップ目開幕の杭に赤コイン ついでに赤丸のサルから食べかけスイカを強奪します。 ちなみに食べかけスイカは10発です。 ここの赤コインとフラワーはスイカの種で取ると卵の節約になります。 ゴール前のターザンおさるは無敵なのでしゃがんで回避。 急いでしゃがもうとしてヒップドロップの誤爆に注意。 基本的に3マップ目ではスターを作ることが出来ないので被弾しないように注意してください。 リカバリー候補地 +3-2「ようきなヤリヤリダンサー」 3-2「ようきなヤリヤリダンサー」 前ステージに引き続きスターが不足気味です。 リカバリーが厳しいので極力被弾しないように。 このステージから登場の盾を持ってるヘイホーは普通は正面から食べることはできませんが 密着した状態で上向きに舌を出すと食べることが出来ます。 ここは卵を投げて流れで取った方が早いです それなりの精度が求められます。 ここのプロペラヘイホーは逃げますので注意。 スター雲とチューリップでスターを合計で20にします。 雲で5個、チューリップで8個出るので反射はやらなくても別にいいです。 中間を切って左上の赤コインを回収後右上へ。 ブルーの足場は出しておいた方が上に行きやすいです。この後スターが存在しませんので被弾に注意。 もし被弾した場合リカバリーはこんな感じがいいと思います。 はてな雲を壊して階段を出します。 隣の雲もフラワーなので両方壊します。 黒丸あたりに隠しマップ。赤コインが4枚あります 一番右の赤コインは距離的に卵で取った方が早いです ここのプロペラヘイホーも逃げます。 素早く下のパックンを処理して回収。 +3-3「ウンババのすむジャングル」 3-3「ウンババのすむジャングル」 非常に長いステージです。中間ゲートが3個あるのでスターは足りると思います。 注意すべき点は1マップ目での赤コイン取り忘れと、後半に出てくるゲロゲーロの被弾です。 サルを吐き出し、はてな雲にぶつけます。 自然にワンバウンドしてウンババも撃退できます(一定時間経過で復活します。) ここは卵で回収。手早くやらないと下からウンババが浮いてくるので注意 卵があるなら惜しみなく使った方が回収が早いです。 1マップ目終了時に赤コイン9個、フラワー2個あります。 非常に取り忘れやすいので慣れるまでは確認した方がいいかもしれません。 2マップ目へ。 ここのヘイホーを適当に踏んで右上へ。 はてな雲を壊して扉の中へ。 扉の中のフラワーを回収したら戻り、赤コインを回収してヘリコプターに。 ヘリコプターは変身した位置の上にある天井に高さをあわせてから左に一直線に進むとやりやすいと思います。 潜水艦の第3マップへ。 潜水艦で回収が必要なのは下画像の赤コイン1枚のみです。 地上に出て第4マップへ。 ここの赤コインは卵で取って上を踏ん張っていった方が良いと思います 体で取りに行くとプクプクが飛んでくるので危険です。 カニはハサミには当たり判定はありますが、上に乗ることは出来るので画像のような感じで赤コインを回収。 ここの右端の赤コインを卵で取るのはかなり難しいです。 まあ体で取りに行っても良いと思います。と言うか筆者もほとんど成功しません。 平行よりやや下くらいの角度が良いと思います。 右の赤コインを取ったら左の赤コインを回収します 素早くジャンプすればハサミを振り回される前に通り過ぎることが出来ます。 最終マップへ。 最後のフラワーはここにあります。 となりの雲はスター。星が足りなかったりこの後のカエルがかなり怖い存在なのでリカバリー等に。 最後の赤コインは卵で階段を貫通して取ります。 カエルや光ってるヘイホーに注意。 対してここのサルはマリオを攫ったりスイカを吐いてくることはないので安心です。 +3-4「ゲロゲーロのすむ とりで」 3-4「ゲロゲーロのすむ とりで」 コース終盤のトゲエリアが中々の難易度です。 ゆっくり進んでも上からスライムが落下してくるので駆け抜けた方が安定する場合もあります。 このコース開始前に赤/青スイカ、雲、POW等があればカニ2匹いる部屋で使うと良いと思います。 赤丸の場所に隠し扉がありますのでトゲを卵を壊して入ります。 潜水艦エリアは画像のような感じで赤コインを回収します。 第1マップに戻ります。 ここは橋を出さずに自然ふんばり1回で対岸に届きます。 第2マップへ。 第2マップは道なりに進めていき、入れる扉には全て入ります。 1個目の扉 画像のような感じで卵を投げると最大12個のスターが取得できます。 カニ自体が3回卵をぶつけないと倒せないため1発でもミスすると扉入りなおしてリトライとなるため、 自信がない場合反射は考えずに普通に倒した方が無難です。 また、赤スイカやPOW等があればここで使用するのが良いと思います。 2個目の扉 卵で3枚取ります。もう少し右側からでも取れますが取り忘れに注意。 音で確認するのが良いかもしれません。 長い水路エリアはリフトを使わず踏ん張っていきます。落下してもタイムロスにはなりますが被弾等はありません。 ふんばって進みつつ画像のような感じで回収。 第3マップへ。 1匹目のカニはジャンプで回避、2匹目は卵が3個以上あれば撃破、なければ被弾して無理やり突破します。 次のマップに行く前に卵を1個以上にしておきます。スターが19以下なら2個。 ここは思い切って突っ切ります。 左方向に進むという不慣れな操作と言うこともありたまに踏み外します。要練習 流れでフラワーも取れると理想的です、厳しいなら対岸に渡ってから取ります。 画像のヨッシーの立ち位置からジャンプして踏ん張っていきます。リフトはカット。 この時点でスターが19以下なら画像右のはてな雲がスターなので回収。 フラワーも自然に取れ、ふんばり3回で届きます 最終マップは適当。カエルに注意。 BOSS:ゲロゲーロ ヘイホーが上から落ちてくるので、卵にしてのどち○こにぶつけます(胃だけど) 真上に投げるのではなく一度反射させてぶつけた方がダメージが大きいようです。 反射だと7発くらい、真上だと10発以上かかります。 真ん中が結構安置です、思ったより胃液の当たり判定が狭いので不動で倒せることも結構あります。 ただし過信は禁物、終盤発狂するので危ないと思ったら左右に回避していきます。 +3-5「ジャングルのアスレチック」 3-5「ジャングルのアスレチック」 ここもスターがかなり苦しいステージです。 隠しスター雲を回収していかないと30に届かないです。 ゲロゲーロ戦で卵が0個になってるのでスタート地点で卵を回収します MAXまで補充するのを推奨。 ここの第1マップのおサルはミサイルを投下してきたりマリオを攫ったり、 スイカを吐いてきたり結構嫌らしいので慎重に進んだ方が良いと思います。 また、ヒップドロップをしてしまうと穴に直行してしまうのでそちらにも注意が必要です。 ここの赤コインとフラワー入りはてな雲は結構消えやすいので注意。 壁の上から進んで行きます。 フラワーを卵で取って右上方向へ。 壁を越えたらここの赤コインとスター雲を取ります。 左からサルのたねマシンガン、右からつむじくんが飛んでくるので注意しながら回収。 第2マップへ。 中間を越えたあとのここの4枚は慎重に取ります。 リフトを踏み外すと下はトゲなので即死します。 隠しスターを回収。 ここでスター30になるはず。 次にここのサルのスイカを食べて 卵で赤コインを取ってスイカでフラワーを取って卵でフラワーを取ります 第3マップへ 画像だと伝わりにくいですがここは一気に駆け抜けます。 駆け抜けると上手い具合に回避できるのでそちらの方が安定します。下手に止まった方が危ないです。 次は木に乗って右上に進んで行きますが スターが足りてなければ画像の位置にありますので補給。 回収しに行く場合サルに注意。 岩に乗ってるヘイホーを越えたあたりの下に最後のフラワーがあるので卵で取ります。 取ったらまた上に戻って右方向に進んで行きゴール。 +3-6「ハリネズミの どうくつ」 3-6「ハリネズミの どうくつ」 ここもスターが厳しいです。 スタート地点から木に乗り、右上に進んで行きます 洞窟の中へ。 まず洞窟に入って下に降り、鍵を取ってから上へ。画像の位置のはてな雲を壊して階段を出します。 階段上のフラワー、赤コイン、スター雲を回収したら 画像の位置から右上にふんばって行き、赤コインを回収してからもぐらにモーフィングします。 結構ふんばりが大変です。 もぐらエリアが終わったらジャンプ台に乗り上のほうを進んで行きます。 ここのスター雲と中間ゲートでスター30です。この後の被弾に注意。 ふんばって回収 真ん中の画像の赤コインを取ったら(20枚取得のSEが流れるはず) 通常コインのガイドを無視して右下の土管へ。 土管内のボーナスステージでフラワーを回収します。 急いでいけば2個目のスイッチはカットできます。踏んでしまうと最後で待たされるのでカットする方が良いです。 来た土管から戻りその位置から左方向にジャンプ、1回ふんばりで鍵の扉の足場に届きます。 あとはゴールを切るだけです。 +3-7「おさるのすきな みずうみ」 3-7「おさるのすきな みずうみ」 ワールド3の中では比較的スムーズに進めて行けるステージかと思います。 食われると即死するモノズが登場。 1マップ目はリフトには乗らず水場をふんばり等で進んでいきます。 また1マップ目の最後で卵が1個必要なのでなければヘイホー等を食べておきます。 赤丸のプクプク等を踏んでいけば踏ん張り回数が減るので若干加速できると思います。 画像の位置の溝に隠しはてな雲があります。 中身は赤スイッチです、踏むと近くに矢印が出るので入って潜水艦マップへ。 潜水艦マップは特に問題はないと思うので割愛。第二マップへ。 逃げますので早めに対処。 カニに乗ってジャンプで取ります。 卵で取ろうとすると雲に当たってしまい、豆の木がでるのでタイムロスとなります。 赤丸の位置に隠しマップがあります。サルを踏んでふんばり上昇で入ります。 はてな雲は豆の木です、通常はこちらを使って上に行きますが時間がかかるのでカットします。 隠しマップ マリオを拉致するタイプのサルです、注意。 右画像の左の雲がスターなので回収、右は1UPなので不要です。 隠しマップは穴に落ちると第二マップに戻れるので全て回収してから穴から戻ります。 ここのスター雲を回収。 その後右のジャンプ台に乗ります。 ここのヤリホーは結構邪魔なので上向き飲み込み等を利用して対処。 赤コイン、フラワーを回収したら再びジャンプ台に戻り右上に大ジャンプ。 画面上を越えれます、中間を切ってスター30になると思います。第三マップへ。 第三マップに出現するノモズは食べられると即死します、このステージにしか登場しませんが注意。 ここの位置で水中に潜って下に行きます。 赤コインとフラワーを回収、はてな雲は不要なのでスルー。 19枚目、20枚目の赤コインはノモズが怖いので卵で取ります。 もしスターが不足している場合、左画像のはてな雲がスターになります。 +3-8「ビッグパックンの どかん」 3-8「ビッグパックンの どかん」 緑スイカを所持している場合、このステージで使用するのを強く推奨します。 使う箇所は第3マップの中間を切ったあとになります。 スイカを使う場合適当に種を吐けばなんとかなります。 ちなみに、アイテムの緑スイカは90発です。雑に使いすぎると途中でなくなるかも。 スイカ非使用の場合は卵のパターン構築が必須になります。 ここではスイカ非使用のチャートを記載します。 スイカ非使用の場合で鬼門になるのが土管オバケです。 近づくと左画像のような大きさになり、通過するには卵を4個前後当てないと行けないのですが、 画面内に入ってから大きくなるので、画面外から卵をぶつけることによって卵1個で突破できます。 スイカカットする場合、このテクニックを使わないとかなりのタイムロスをしてしまうので要練習です。 開幕の土管オバケ こんな感じでここでスターを生産しておくと後で少し楽が出来ます。 横向きの土管オバケは卵1個で通過することはできないので卵4個で突破します。 プロペラパックン ここも余裕があれば反射でスターを作ります。 スイカカットの場合ここで16~18になっていれば十分かと思います。 10でも後でリカバリー出来ますので、気にせず進めて大丈夫です。 こいつに卵を当てると同時に食われてしまうとゲームがフリーズしてリセットするしかなくなるので 注意が必要です。滅多になりませんが。 右上の小部屋 反射で取ります。卵がない場合、キューちゃんが居るので踏んでふんばり上昇で取ります。 ちなみに真ん中だけ赤コインです。 左下の部屋 ここは左二枚だけ赤コインです。 多分卵がないと思うので体で取りに行きます、下からジュゲムが出てくるので注意。 回収したら右下に向かい第2マップへ。 第2マップは水切りチュートリアルマップです。 即打ち等を上手く使って回収していってください。 ここはじっくりモードだと慣れるまで少し大変かもしれません。 全て回収したら問題の第3マップへ。 最初のフラワーは上向きに卵を投げて反射で取ります。 下の水路を泳いでるプロペラパックンに注意。 中間を切ったらまず右上の部屋へ。 ここのプチパックンのたねは踏むことが出来ないので、 放置しておくと戻るときに面倒になりますので登る時に食べるなりして処理しておきます。 スイカを使う場合ここのプチパックンのたねを処理した辺りで使うと良いです。 フラワーの手前にいるポンキーパックンはすり抜けを使います。 行きと帰りで2回当てます。厳しい場合3回当てると倒すことが出来るので倒してしまっても良いです。 フラワーを回収したら中央の部屋に戻り、今度は左下へ。 パックン、ジュゲム、プチパックンの敵密集エリアはスイカを使っている場合 適当に一掃するとスターを沢山獲得できます。 進んだ先に土管オバケが道を塞いでいます。 画像の赤丸の位置(坂を降りきった所)から卵を投げて突破します。 投げた後も左キーを押しっぱなしにして突っ切ります。 左下の部屋は奥(上)に赤コイン3枚とスターの雲がありますが 赤コインは上に登らずとも取ることが出来ますので、 スターが足りている場合上に行かない方が早いです。 上に行かない場合こんな感じで取ります。視点上向きとジャンプを組み合わせることで下からでも赤コインの判定を出すことが出来ます。 3枚目は見切れてるので上での卵の軌道のイメージです。 スターが足りない場合上に登ってスターを回収したりパックンに反射させて生成します。 ボス前にチューリップがありますので22あれば上に行かなくても何とかなります。 中央に戻る際も土管オバケを卵1個で突破します。 赤丸くらいの位置で投擲します。中央の部屋に戻ったら今度は右下へ。 右下の土管オバケも卵1個で突破します。 赤丸の位置で投擲しますが、プロペラパックンが邪魔なので通り過ぎてから投げます。 卵でパックンを倒していきます。 ここのポンキーパックンはすり抜け出来れば早いです。 かなり難しいので厳しいなら3回当てて倒してしまいます。 ボス前にプチパックンとチューリップがあります。 スターや卵が不足している場合ここで補充します。 BOSS:ビッグパックン ボスイベント開始前に当たり判定が存在しますので卵を当てて倒すことが出来ます。 卵が少ない場合は右画像くらいの位置まで近づけるので慎重に倒すのも良いかと思います。 もし、当て損なって卵切れした場合ガチで戦います。 その場合はプチパックンを食べて反射でおへそに当てて倒します。 かなりタイムロスするのでボスの部屋に卵3個くらいは持って行きたい所です。 +3-SP「もうやめて!おさるさ~ん!」 3-SP「もうやめて!おさるさ~ん!」 数々のRTAプレイヤーの心を折ってきた(?)難所です。 サルのスイカが非常に見辛く、被弾も結構するのでスター20があれば使用を推奨します。 また、このステージには赤コインが21枚あります。 スタート地点で数秒待っているとプロペラヘイホーが降りてきます。 スター20を使わない場合はてな雲でスターも回収しておきます。 画像の杭の位置に赤コイン 画像のリフトの位置は回転の流れに逆らって左をチョンチョンを細かく押すことによってすり抜けることが出来ます。 サルの種のタイミングを見ながらすり抜けてサルを食べて赤コインを取ったら隠しマップへ。 サルの種をジャンプで回避しようとして間違って隠しマップに入ってしまった。ということが良く起こりますので注意。 尚、スター20を使う場合隠しマップに行く必要はありません。 隠しマップ 全てスターです。ここで30にしてしまいます。 以後はてな雲がなく、リカバリーもほぼ不可能なので保険アイテムがない場合は被弾に注意して進めます。 右の穴から落ちて戻ります。 画像の位置に戻ってくるのでフラワーを回収 この杭の位置に赤コインがあります。 ヒップドロップで取りますが、リフトが邪魔でかなり難しいです。小ジャンプで取る感じです。 このステージは全部で21枚あるので攻めるならここの杭はカットします。 リフトをカットしてサルを踏んで進んでいくチャートもありますが危険度が高いのでリフトに乗って進めていくチャートを解説します。 上のサル(赤丸)を食べ、下のサル(青丸)を卵で撃墜していきます。 また似たような配置が来るので同様に上を食べ下を卵で倒していきます。 下を倒す際貫通して同時にフラワーも取れると効率が良いです。 ここの赤コインとサルを食べたらリフトは放棄して飛び出します。 ここのカチカチを舌で落とします。 落としたらリフトに乗って右下方向に卵を投げ赤コインを回収。 右下に2枚ありますが、1回投げて取れなかったら後回しにしてプロペラヘイホーを食べて赤コインを取りに行きます。 葉っぱで隠れてますが、フラワーもあります。 回収したら右上にふんばっていきます。 ここも上から越えて行きスルーします。 ゴールの後ろにフラワーがありますので注意。 スター20を使う場合全て回収してから使います。 トップページ
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「LILIUM-リリウム 少女純潔歌劇-」 【配役】 鞘師里保 / リリー 和田彩花 / スノウ 福田花音 / 紫蘭(シラン) - 監督生 譜久村聖 / 竜胆(リンドウ) - 監督生 田村芽実 / マリーゴールド 佐藤優樹 / マーガレット - お嬢様だと思ってる勘違いの女の子。3人の召使がいる 鈴木香音 / ローズ - 仲の良い4人組 竹内朱莉 / カトレア - 仲の良い4人組 勝田里奈 / ナスターシャム - 仲の良い4人組 石田亜佑美 / チェリー - 仲の良い4人組 中西香菜 / キャメリア - 男役 工藤遥 / ファルス - 男役。 小田さくら / シルベチカ - 失踪した少女 田辺奈菜美 / ジャスミン - マーガレット親衛隊 加賀楓 / クレマチス - マーガレット親衛隊 佐々木莉佳子 / ミモザ - マーガレット親衛隊 ○ かつて、ヴァンプ(吸血種)は不死の命を持っていたとされる。 でも、私達ヴァンプは不死を失った。 時が来れば全ての生き物と同じように、その命を終えるのだ。 「シルベチカ! シルベチカ! ねえどこなの? 隠れてないで出てきてよ! ……シルベチカ」 鬱蒼と茂った夜の森は、雨に覆われより一層の重く暗い雰囲気を醸し出していた。 あらゆる生物の存在を拒絶するような森の闇の中を、 濡れることも厭わず名前を呼びながら彷徨い歩く一人の少女。 途方に暮れたように彼女が足を止めたその時、後方から厳しい声がかかった。 「リリー。勝手な真似は許さんぞ」 「こんな夜更けにどこに行こうというのです」 声をかけられた少女――リリーが振り返ると、そこにいたのは監督生の2人、 紫蘭(シラン)と竜胆(リンドウ)だった。 「ごめんなさい、あたし……」 「雨に濡れて風邪引いて死ねばいいのに。風邪で死ぬヴァンプ。アハハハハハ、随分間抜けなこと」 リリーの謝罪を遮り、嫌味っぽく笑い飛ばす紫蘭。 「シルベチカの声が聞こえたの」 「シルベチカ?」 「訳の分からないことを言うでない」 「さあ、早く戻りなさい」 眉を顰めながら監督生2人がリリーを促す。 リリーもそれに逆らうことなく2人の後に従った。 「ねえ紫蘭、竜胆」 「なんだ」 「どうしてこの森には、ずっと雨が降っているの?」 「雨?」 間断なく雨粒を落とし続ける黒雲を見上げる竜胆。 「止むことのない雨」 「それはきっと、誰かが時間を閉じ込めてしまったのだ。だからこの森に降る雨は止むことがない」 「……閉じ込められた時間」 まさかそのまま言葉通りに受け取られるとは思っていなかったのか、 取り繕うかのように紫蘭がまた笑い飛ばす。 「アハハハ、冗談に決まっておろう。何を真に受けておるのだ」 「さあ、みんなが心配するわ。戻りましょう、私達のクランに」 これ以上無駄口を叩くつもりはないと背中で語る紫蘭と竜胆。 そしてリリー達3人は、森の深い闇の中に溶けていった。 ○ あたし達が暮らすそのサナトリウムは、クランと呼ばれていた。 千年も昔から続いた由緒正しき吸血種達の療養所。 クランとは血族、血のつながりを意味する言葉。 あたし達はそのクランで仲間たちと共に、終わることのない退屈な毎日を過ごしていた。 でも、あの日はなんだか、いつもと様子が違ったの……。 「あんたってホント~に、馬鹿ね!!!!」 チェリーの口の悪さはいつものことではあったが、出会い頭にいきなり顔をグッと寄せて 馬鹿にされるというのは、さすがのリリーでもいい気はしない。 「チェリー、何よいきなり」 「昨日クランを抜け出したらしいじゃない」 昨夜はみんなが寝静まるのを確認してからこっそりと抜け出したはずなのに、どうしてそれを!? 焦りを隠せずチェリーに詰め寄るリリー。 「誰から聞いたのよそんなこと!」 「監督生が話してるのを聞いたのよ。もうみんな知ってるわ。 あんたね、人間に見つかったらどうするつもりよ」 文句を言いつつも人のことを心配してくれるのがチェリーなりの優しさ。 まっすぐでお節介焼きな娘だとわかっているから、たとえ罵倒されても腹がたつこともない。 「だって、ここは人間の里からだいぶ離れてるし……」 「考えが甘いのよ」 腰に手を当てたチェリーが、心底呆れたように答える。 『あんたね、そんなことだから自分の記憶を取り込まれそうになるのよ』 それは会話の流れにそぐわない違和感のある一言だった。 自分の記憶? 自分って……誰?? あたしは……リリー。 ……じゃない! うちの名前は……里保! 鞘師里保だ!! 自分の名前が頭に閃くとともに、消えかかっていた記憶が一気に蘇る。 『そこで注意が必要なのは、しっかりと強く自我を保っていないと 自分の意識をその登場人物に取り込まれてしまう危険性があること』 さゆみの言葉が頭の中で反復される。 自分はまさに、その通りの状況に追い込まれていたんだ。 そしてそれを救ってくれたのは……。 驚きの表情のままにチェリーに目を向けると、胸を張っていかにもなドヤ顔を返すその姿は、 まぎれもなく石田亜佑美そのものだった。 だがそう見えたのも一瞬のことで、すぐに本来のチェリーの表情に戻る。 ありがとう亜佑美ちゃん、おかげで意識を取り戻すことができたよ。 里保は心の中で、亜佑美にそっと感謝の言葉を投げかけた。 ○ 「いいこと、人間にとってあたし達ヴァンプは、化け物とおんなじなんだから!」 「そう。まったくもってふざけた話だよ」 会話に突然割り込んできたのは、キャメリアだった。 「キャメリア! ちょっとあんた、ここ女子寮よ! なんで勝手に入って来てんのよ!!」 「人間も僕達ヴァンプも何も変わりやしないのに、化け物扱いなんてさ。 時代錯誤もいいところだよ」 「あんた、話聞いてる?」 チェリーのツッコミも無視して滔々と語りだすキャメリア。 「昔はヴァンプ狩りなんてのもあったらしい。 十字架や聖水やニンニクなんかでヴァンプを退治しようとしたんだ。 そんなの迷信だってのに。ま、ニンニクは臭くて勘弁してもらいたいけどさ。 中には太い銀の杭を胸に刺されて殺されたヴァンプもいたらしい。 そんなの刺されたらヴァンプじゃなくても死ぬっつーの。 野蛮な種族だよ、人間ってヤツは。僕達ヴァンプから見たら、人間の方が化け物さ」 あまりに人の話を聞かないキャメリアに業を煮やしたチェリーが、 思いっきり助走をつけるとキャメリアにジャンピングパンチを叩き込んだ。 「痛ててててて、何すんだよ!!」 「あんたが人の話を聞かないから!!」 そこから繰り広げられる2人の痴話喧嘩を、微笑ましく見守るリリー。 「仲が良いのねあなた達」 「「仲良くなんかない!!」」 綺麗にハモったその返答が、リリーの言葉を見事なまでに肯定していた。 ようやく意識を取り戻したものの、 借りている身体の宿主であるリリーの意識が消えたわけではなく 里保の意思とは別に、変わらずにリリーとして喋りそして行動が続いている。 イメージとしては、上位人格と下位人格に分裂してしまった二重人格者という感じか。 下位人格は、上位人格があることを認識できないまま普段通り生活しているつもりだが、 上位人格は、人格が現出していない時も下位人格のことをしっかりと認識し、 その言動もすべて把握できているのだという。 普段決して体験できないなんとも不思議な感覚だが、 このまま傍観を続けていていいのだろうか。 おそらく遥も自分と同じように意識を取り込まれている可能性が高く、 すぐにでも探し出して回復させてやる必要があるのではなんてことを考えると、 居ても立ってもいられなくなってくる。 「シルベチカを見なかった?」 「シルベチカ?」 「昨日から見かけないのよ。部屋にも戻ってないみたいだし」 「シルベチカって……誰よ」 「誰って、シルベチカはシルベチカよ」 「シルベチカなんて娘、このクランにはいなかったと思うけど」 「何言ってるの? もしかして、2人であたしをからかっている?? 冗談でも笑えないよそれ」 「あんた、大丈夫? 頭でも打った?」 昨日もそうだったけど、リリーはシルベチカという娘を探しているらしい。 でも今の里保にとっては、遥を見つけ出すことの方がずっと重要だ。 今は身体をリリーの意識に委ねている状態だが、自分の意識を強く集中させれば 思い通りに動かせる――はっきり言えば乗っ取ることができそうだと感覚的にわかる。 あまり時間をかけすぎると完全に遥の記憶が取り込まれてしまう危険性が高いし、 いっそ今すぐにでもリリーのこの身体を乗っ取って探しに行くべきか……。 リリー達のいる広間に騒がしい声が響き、 ローズ、カトレア、ナスターシャムの3人が姿を現す。 勝手自由気ままにはしゃぎまわるカトレアとマイペースなナスターシャムに、 心配性のローズが手を焼いている印象だ。 「あんた達またやってんの」 「ああチェリーじゃない。あんたからも言ってやってよ、またこの2人が面倒臭くってさぁ」 「面倒臭いのはこっちも同じよ。またこの娘がおかしなこと言い出したの」 「この娘がおかしいのはいつものことじゃない」 ローズがリリーに呆れたような視線を送る。 『どぅーは大丈夫だからもっと信頼してあげて、 一度きりのチャンスを焦らずしっかりと見極めればいいのよ』 予想外の言葉に驚いてローズの顔を見返すと、彼女が見せる 人を魅きつけてやまない満面の笑みは、間違いなく鈴木香音のものだった。 そうだよ、自分が取り込まれそうだったからどぅーもそうだろうと勝手に思っていたけど、 どぅーが自分の力で意識を取り戻しているかもしれないし、 うちのように誰かの助言で意識を取り戻すことだって十分にありえる。 下手にリリーの身体を乗っ取って、勝手な行動で物語の流れを壊してしまったら、 余計な混乱を招いてバンシーを探すどころではなくなってしまう。 道重さんも、しばらくは物語の流れに身を委ねながらバンシーを探せと言っていたし。 香音ちゃんの言葉通り、チャンスは一度きりとタイミングを見計らって しばらくはリリーとともにこのリリウムの世界をじっくり観察していこう。 香音ちゃんの助言がなければ、危うく暴走してしまうところだった。 ありがとう、香音ちゃん……。 「ねぇ! シルベチカを見なかった?」 「シルベチカなんて知らないわ」 ○ いいですことみなさん、これから大切なことを教えます。よく聴いておくのよ。 はい! お姉様。 我ら若いヴァンプは例外なく、時が来れば特別な状態を迎えます。それが繭期なのです。 繭期って、なんだっけ? 繭期というのは人間でいう、思春期と同じことですが、 ヴァンプの繭期は人間のそれと、比べてとても深刻なのだ。 繭期を迎えたみなさんは、ものすごく情緒不安定になっちゃうの。 過去に幾度となく繭期のヴァンプが人間と諍いをおこし続けてきたのだ。 我ら吸血種の統率機関である血盟議会はその事態を重く受け止め、 繭期のヴァンプをひと時の間、隔離するための施設を設けたのだ。 それがこのサナトリウム・クラン。 このクランは特に重症の繭期のヴァンプを収容するために造られた場所。 このクランで繭期を過ごし、いつの日か立派な大人のヴァンプになるために。 お前達の毎日のお薬は、その繭期の症状を抑えるためになくてはならぬもの。 よく覚えておくように。 本日の講義はここまで。 規律を守り、友人を愛し、心を穢さぬよう血族の誇りを育みましょう。 我らの道が、純潔であらんことを。 純潔であらんことを。 ○ 講義を終えて一息つく監督生2人に、キャメリアが気軽に声をかける。 「やあ、竜胆、紫蘭。監督生は大変だね。 自分だって繭期のくせに、みんなの面倒みなくちゃならないんだから」 「他者に依存することは繭期の症状によくありません。 だからこのクランでは何より自律性が重んじられるのです。 そのための監督生制度ですことよ」 「そういうお前も男子寮の監督生であろう。さっさと自分の寮に戻らぬか」 いかにも軽薄な雰囲気を漂わせているキャメリア。 その落ち着いた口調からも思慮深さが窺える竜胆。 勝ち気な性格が表情にも表れている紫蘭。 同じ監督生という立場でも、三者三様で個性がはっきりと分かれている。 「そうカリカリしないでよ。ヒステリーは繭期の典型的な症状だ。 あ、もしかして薬が足りてないんじゃないか?」 「どうやら鞭で打たれたいようだのう!」 威嚇するように音を立てて鞭を振るう紫蘭にも動じることなく、 おどけながら怖がる素振りを見せる。 「この女子寮に何のご用ですか」 「……あれ? そういや僕、何しに来たんだろう」 何気ない竜胆の言葉に、驚くほど真剣に悩みだしてしまうキャメリア。 その思わぬ反応に、戸惑いの表情で竜胆と紫蘭が顔を見合わせる。 「お前こそ薬が足りてないんじゃないのか? この愚か者めが」 「紫蘭、口が悪いわよ」 「何か……大事なことを忘れてるような」 3人の間に流れる微妙な空気を破るように、 一人の少年が頭を抱えてよろめきながら入ってきた。 「ああぁぁぁぁぁぁぁうぅ」 「おいファルス、どうした?」 その少年――ファルスの様子に気づいたキャメリアが、手を貸して身体を支えてやる。 「大丈夫、いつもの貧血だ。心配ご無用」 「本当かよ」 「ちょうどいい所へ来たわ、ファルス」 心配そうな顔を向けるキャメリアの後ろで、 紫蘭とともに軽く目礼をした竜胆が、懐から一通の手紙を取り出した。 「なんだよ」 「今月のクランの生活方針について御館様からお手紙が届いていました」 そして念押しするように続ける。 『ちゃんと工藤遥としての記憶を取り戻しておくように』 その一言に動きを止めたファルスが、しばらくして目が覚めたような表情に変わる。 そんな様子を柔らかく見守る譜久村聖の笑みは、ほどなくして竜胆のものに戻った。 こうして里保に続いて遥もまた、聖の助言をきっかけにして ようやく自分の記憶を取り戻すことができたのだった。 ○ 「シルベチカ! シルベチカ! ……どこ行っちゃったのよ」 「あんたも懲りないわねえ。いもしないヤツをずっと捜してるだなんて」 「シルベチカはいるわ! あなたが忘れてるだけよ」 「はいはい、もう聞き飽きたわ」 呆れ顔のチェリーを気にすることもなく、リリーはシルベチカのことを探し続けている。 シルベチカとは一体何者なのか。 なぜリリー以外のみんなはその存在を覚えていないのか。 気になるところではあるけれど、それ以上に今の里保にも探すべき相手がいる。 まずは未だ合流できていない遥。ただにこれについては香音の助言に従い、 このまま物語の流れに身を委ねていればきっと会えるはずだと開き直ることにした。 そして、里保の本来の目的であるバンシーの存在。 以前書物の中に誘い込まれた時に遭遇したバンシーの顔を思い出そうとしてみたが、 真っ赤に泣きはらした燃えるような瞳に心を完全に奪われてしまったため、 容姿としての記憶がまともに残っていないのが悔しい。 これまで出会ってきたクランの住人の中に、もしかしたらバンシーが紛れ込んでいるかもと 注意深く観察してきたものの、残念ながらピンとくる人物には巡り会えていない。 とはいえ、ろくに手掛かりもなくほとんど直観に頼るしかない状況なので、 本当はもうバンシーと接触していながら里保が気づいていないだけという可能性もある。 もしかしたら、これまでずっとリリーのことを気にかけてくれているチェリーの正体が 実はバンシーということだって、ないとはまだ言い切れないのだから。 可能性で言えば、リリーが探しているシルベチカの正体がバンシーかもしれない。 行方不明の振りをして姿を隠し、こっそりとリリーそして里保のことを観察している。 手掛かりの少ない現状では、そんな妄想でさえ完全に否定する材料がないのが悩ましい。 「何か心配ごと?」 「え?」 困り顔で考え込んでいるリリーに、一人の少女がそっと近づく。 「浮かない顔してるから」 「ええ。友達がいなくなっちゃったの。でも、どこにも見当たらなくて」 「きっと……もう会えないわ」 「え?」 「嘘よ嘘」 真顔のまま声の抑揚も少ない静かな話し方で突然そんなことを言うものだから、 まったく嘘をついているような口調には聞こえない。 「あの……」 「何?」 「ビックリしちゃった」 「何が」 「だってスノウが急に話しかけるんだもん」 ベンチに独り腰かけ、静かに本を読む姿を何度か見かけたことはあったけど、 この娘の名前はスノウというのか。 硝子細工のような透明な美しさと、そして儚さを兼ね備えた少女。 「あたしがあなたに声かけちゃ悪い?」 「だって、あなたいつも独りでいて誰とも話そうとしないから」 「独りでいちゃ駄目?」 「いや、駄目なことはないけど」 「誰かと関わると、余計な思い出が増えてしまう。 思い出なんて所詮、いつかは消える……幻だもの」 「思い出が幻……」 「どうせ失うのなら、最初から手にしない方がいいのよ」 達観しているというのか、諦め顔というのか、なんとも表現しがたい 他の少女とは明らかに違う幻想的な雰囲気をまとっている。 「シルベチカを捜してるんでしょ」 「あなた、シルベチカのこと覚えているの?」 「あなただって覚えてるんでしょ」 リリー以外にシルベチカのことを知っている初めての娘。 シルベチカはもしかしてリリーの想像の中にだけいる幻の存在じゃないかなんて、 里保も密かに考えないではなかったものの、どうやら違ったようだ。 「でも、みんな忘れてしまってるんだ。 まるでシルベチカなんて最初からいなかったみたいに」 「みんなはあなたがおかしいって?」 「ええ」 「じゃあ、私もおかしいのかしら」 「おかしくなんかないわ! だって、確かにシルベチカはいたんだもの」 「じゃあ、おかしいのはみんなの方?」 「……わからない」 「あたしもあなたも、繭期で頭が狂ってしまったのかしら」 確かにシルベチカのことを覚えているくせに、 そんな煙に巻く様なことを言ってリリーを困惑させる。 「ねぇスノウ。シルベチカはどこにいったの?」 「そんなの私が知るわけないわ」 「……ごめんなさい」 「またそうやって、すぐに謝る」 かと思えば、リリーの問いかけをすげなくあしらうスノウ。 なんとも捉えどころのない会話に、里保の思考も整理がつかない。 「ねえリリー。シルベチカを捜すのはやめた方がいいわ」 「でも」 「シルベチカがどこに消えたのか。 それを知れば、あたし達は夢から覚めてしまうかもしれない。 それでも、あなたは知りたい?」 「夢から、覚める……」 「覚めない方がいい夢もあるのよ。たとえ、それがどんな悪夢であっても。 とにかく……シルベチカを捜すのはやめなさい」 謎めいた警句を残して立ち去るスノウの後ろ姿を、 リリーはただ呆然と見送ることしかできなかった。 シルベチカのことを覚えており、しかもリリーも知らない なんらかの秘密を握っている神秘的な雰囲気の少女スノウ。 リリーはきっと、スノウの言葉には従わずシルベチカのことを探し続けるだろう。 それが今後の未来にどのような影響を与えていくのか。 そして、この謎の多いスノウの正体が実はバンシーだなんてことはありえるのか。 半ば放心状態で佇むリリーの後ろから、不意に重い警告の声がかかる。 「あの娘に近寄っちゃ駄目よ!」 「マリーゴールド」 リリーが振り向くと、そこにいたのは暗い瞳をした少女だった。 「だってあの娘、きっとあなたを不幸にするわ」 「大丈夫なの?」 「大丈夫って……何が?」 「だって、最近繭期の状態が良くないって」 マリーゴールドの警告については触れずに、その身体のことを心配するリリー。 「ぜん~っぜん! 今日はすっごく調子が良いの! ほーら身体だってピンピンしてるわ! だからホント、私なんて死んだ方がいいのよ……」 「マリーゴールドものすごく不安定だよ!!」 「ごめんなさい。繭期って……メンドクサイ」 「もう少し休んだ方が良いよ」 ハイテンションでスクワットをして健康をアピールしたかと思えば、 次の瞬間には床に倒れこみ鬱々と死を口にする。 なるほどこれが繭期をこじらせている状態なのかと、里保は呆気にとられる。 「ねえ、リリー」 「何?」 「どうして私のこと心配してくれるの」 「どうしてって……。友達だもの、心配くらいするよ」 「そんなこと言ってくれるのはあなただけよ」 マリーゴールドは吸血種と人間のハーフであるダンピールとして生まれ、 そのどちらからも忌むべき存在として虐げられてきた。 このクランでもその扱いは同様で、クランの住人から石を投げられるマリーゴールドを リリーがかばう姿を、里保は実際に目の当たりにしている。 変わり者扱いされることの多いリリーにも親しげに接してくれるチェリーまでもが、 マリーゴールドに率先して攻撃していたのには、里保も少なからずショックを受けた。 ただその時のチェリーの瞳が、何かに怯えるような、抑えきれない悲痛を訴えかけており、 普段は裏表のない様に見える彼女の中に、何かトラウマのようなものが隠れているのかと、 そんな勝手な想像をしてみたこともあったのだが。 「私、あなたにお願いがあるの」 「お願い?」 「あの娘と喋らないで」 「え?」 「その何て言うか、あのね、私あなたとスノウに喋って欲しくないってゆーか、 スノウはほら、気味が悪いじゃない、いつも独りでいて、 まあ私もいつも独りだからお前が言うんじゃないって話かもしれないけど、 だから、まあ何と言うかとにかく!! ……スノウとは、話さない方が良いと思うの」 堰を切ったかように早口で言葉を紡いだかと思えば、一転して重々しく感情を込める。 これも繭期の症状からくる特徴的な喋り方なのか。 「でも……」 「お願いよリリー!! もうあの娘と喋らないで。じゃないと、私……」 「やっぱり顔色が良くないわ。あたし監督生のところに行って薬もらって」 明らかに尋常ならざるマリーゴールドの様子にその場を離れたとした瞬間、 マリーゴールドがリリーの手を掴み、一気に顔を寄せる。 「……マリーゴールド」 「私ね、怖いの。どうしてだかわからないけど あなたとスノウが話しているとどんどん不安になってくるの。 黒い塊が、私の胸の中に入り込んできて私の心を汚してくのよ」 「ねえ、やっぱり繭期の具合が良くないのよ。部屋に戻って休んだ方が」 鬼気迫る姿に圧倒されながらも、どうにか落ち着かせようするリリーだが、 その声がマリーゴールドにまともに届く様子はない。 「スノウに近づいたらあなたが不幸になる」 「!!」 マリーゴールドがリリーの身体を引き寄せ、強く抱きしめた。 「私は……。あなたに、幸せになって欲しいの」 その声は切実さとともに危うい妖艶さを伴い、リリーの耳元に迫ってくる。 危険を感じた里保が、瞬間だけでもリリーの身体を乗っ取って抵抗しようとしたその時。 今までに体験したことのない感覚に襲われ、里保が介入するその前に リリーがマリーゴールドを突き飛ばしていた。 「ごめんなさい、あれ、あたし、どうしちゃったんだろう! ……身体が勝手に」 突き飛ばした方も突き飛ばされた方も、予想外の事態に呆然自失で一瞬固まる。 リリーの言葉通り、突き飛ばしたのはリリーの意思によるものではなかった。 まるで何かに操られて勝手に身体が動いたような不思議な感覚。 「リリー……私は!」 「あああぁぁ、貧血が」 「え?」 マリーゴールドの言葉を遮るようにその場に乱入したのは、 うめきながらいきなり倒れ込んできた一人の少年だった。 「どうやら一人で歩けそうにない。申し訳ないけど、君……。 僕を医務室まで連れていってもらっても、いいかな」 言葉とは裏腹に平然と立ち上がると、リリーに接近していきなり頼み込む。 「ちょっと! 顔近い」 間近で少年の顔を見て、里保は確信した。 香音ちゃんが言ったとおり、ついに出会えた。 間違いない、どぅーが身体を借りているのはこの少年だ。 「お取り込み中のところ悪いね。この後お礼にお茶とかどう?」 状況の変化に対応できないままのマリーゴールドを残して、 リリーの手を引いて少年がその場を離れる。 こうしてようやく、里保と遥の2人がこのリリウムの世界で巡り合えたのだった。 ○ しばらくは為すがままに少年に手を引かれていたリリーだったが、 ようやく思考が戻ってきたのか慌てて静止の声をかける。 「ちょっと待って! ねえ、ねえ! ねえ待ってってば!!」 「何」 「あなた誰よ」 「あれ、自己紹介まだだっけ。……まあいいや。 僕はファルスだ。はじめまして」 やけに含みのある思わせぶりな口調が気にはなったが、 里保もようやくこの少年の名前を知ることができた。 問題は遥がちゃんと記憶を取り戻せているかだけど、一体どうやって確認すべきか。 「いきなりどういうつもりよ」 「何だよ、せっかく助けてあげたってのに。そんなに怒ることないだろ」 「どういうこと?」 「さっきの彼女、君のこと噛もうとしていた」 マリーゴールドの声が耳元に迫ってきた時に感じた危険は、そういうことだったのか。 「それが何だっていうのよ」 「はあ。繭期のヴァンプは物忘れが激しくていけないや。 僕達ヴァンプが同族を噛むということが、どういうことかも忘れるなんて」 「噛んだらどうだっていうのよ」 「イニシアチブだよ」 「イニシアチブ……」 どこかで聞いた単語。記憶を掘り返していくと、さゆみの言葉が蘇ってきた。 「吸血種同士で相手を噛むと、イニシアチブという主従関係が生じて 噛まれた相手が絶対服従となってしまう特殊能力がある」 つまりマリーゴールドはリリーを服従させ、支配下に置きたかったということか。 「はっ! 思い出したわ」 「これだから繭期は厄介なんだ」 「でも、どうしてマリーゴールドはあたしを噛もうとしたのよ」 「それは……。君の血が、美味しそうだからじゃないかなぁ?」 気障に決めて軽やかにリリーの顎を撫でるファルス。 その瞬間、リリーが繰り出したパンチが見事にファルスの顔面に炸裂した。 「痛って! 何すんだよ!!」 「それはこっちの台詞よ!」 「君はもう少しレディの品というものを学んだ方がいい!」 「あなたのような下品な人に言われたくないわ!」 「僕のどこが下品だよ!」 「レディの身体に断りもなく触れるなんて信じられない!」 「ちょっと触っただけじゃないか!」 「ちょっと触っただけでも駄目なの!」 普段は比較的落ち着いた雰囲気のリリーがこれだけ怒りを露わにするとは、 里保もこんな姿を見るのは初めてだった。 「もしかして……照れてるの?」 「はあ? 何言ってるの。……用がないなら、あたし帰るわよ」 ニヤリと笑ったファルスの意表をつく一言に、明らかに動揺するリリー。 そそくさと立ち去ろうとするところをファルスが一気に距離を詰め、 リリーを壁際に追い詰めると右手を壁に力強く叩きつけた。 「はっ、壁ドン!」 初めての体験に凍りつくリリーに、ファルスが嗜虐的な笑みを浮かべて顔を寄せる。 『鞘師さん! 意識を取り戻せていますか?』 そこでファルスの口から漏れた言葉は、意外にも遥のものだった。 どぅーもちゃんと意識を回復できてたんだと安堵するとともに、 一瞬だけ宿主の口を借りて話すという方法も可能なのかと感心する。 『うん、亜佑美ちゃんのおかげで目が覚めたよ』 「ねえ、ドキドキしたぁ?」 『ハルも譜久村さんに助けられました』 「す、する訳ないでしょそんなの」 ファルスとリリーの会話の合間を縫って無事を確かめあう。 ファルスの言葉に被せるように里保が喋り、リリーの言葉に被せるように遥が喋りと、 二重音声のような慌ただしいことこの上ない状況になっている。 『バンシーの手掛かりは何かつかめた?』 「ハハハハハ、ハハハハハハハ」 『まだですけど、さっき鞘師さんを噛もうとしてた娘って怪しくないですか?』 「何がおかしいのよ」 『マリーゴールドね、確かにあるかも……きゃ!』 「ごめんごめん、君ってさあ、可愛い……ぐぇ!」 ついにキレたリリーが華麗なアッパーカットを決め、ファルスが吹っ飛ぶ。 『だ、大丈夫どぅー!?』 「だから何で殴るのさ!!」 『……痛みは共有してないんで一応平気です』 「キモい!」 『なら良かったけど……』 「キモいって何だよ!」 『でもビックリした……』 「キモいからキモいって言ってんのよ!」 「キモくないよ!!」 「ちょ~キモ~い!!」 この後もリリーとファルスの低次元な言い争いはしばらく続き、 里保と遥は、今後も誰がバンシーかを慎重に見極めていこうとだけは、 喧嘩の合間にどうにか確認しあうことができた。 「ああああぁぁぁ~、リリ~~~~!!!!」 放っておくとといつまでも続きそうだったリリーとファルスの喧嘩を止めたのは、 取り乱し号泣しながらリリーに縋り付いてきたチェリーによってだった。 「チェリー! どうしたの!?」 「ねえ、私って……臭い? 私って、ドブネズミの臭いがする?」 「何言い出すのよ」 「ねえ正直に言って! 臭いなら臭いって言って~!!」 「くっさーい」 「ちょっと何言ってんのよ! そんなことないわよ」 「田舎臭い」 追ってきたカトレアとナスターシャムがローズの制止も聞かず追い打ちをかけ、 さらに激しく泣き出すチェリー。リリーは困惑の表情で頭を振る。 「ぜんっぜん話が読めない」 「マーガレットが、あたしのこと、ドブネズミのにおいがするってぇ!!」 「またマーガレット? あの娘の言うこといちいち真に受けちゃダメよ」 「だってえ……」 また里保の初めて聞く名前が出てきた。 しかしチェリーも、臭いと言われたくらいで動揺しすぎじゃないか。 もしかすると、何か本人にしかわからない傷跡を抉られているのかもしれないけど。 漠然とそんなことを考えていると、また新たな人物達が乱入してきた。 「ちょっとそこのお前さん達!」 「静かにしていただけるかしら!」 「シャ~ラップ、シャ~ラップ! 日本語で言うとお黙りなさい!」 「あなた達、誰よ」 「ジャスミン!」「クレマチス!」「ミモザ!」 「「「我らマーガレット親衛隊!!!」」」 「マーガレット親衛隊?」 「せーの! 姫姉様の、お通りよ」 「わ~~! 来た~~~!!」 3人の誘導で可憐な少女が姿を現し、チェリーがより一層の動揺を見せる。 その姿を確認した遥が、信じられないといった口調で思わず呟いた。 『ま、まーちゃん!?』 皆様 ご機嫌麗しゅう あたしのことをご存じかしら 皆様 ご機嫌麗しゅう 遠慮なさらずひれ伏しなさい 朝起きて目覚めれば 太陽が昇る それはあなたのこと プリンセス・マーガレット 夜が訪れれば 美しい月が光る それはあなたのこと プリンセス・マーガレット あたしはこの城のプリンセス (プリンセス プリンセス プリンセス・マーガレット) 世界中の民達が あたしのことを羨むの (プリンセス・マーガレット) あたしはこの城のプリンセス (プリンセス プリンセス プリンセス・マーガレット) 世界中の花達が あたしの美貌に嫉妬する (プリンセス・マーガレット) そうよ あたしはプリンセス みんながあたしを愛してくれるのよ! 3人の親衛隊を引き連れ、自由気ままに歌いそして舞い踊るマーガレットの姿は、 頭の上から足の先まで、どこをどう見ても佐藤優樹としか認識できなかった。 さゆみもエネルギー注入によって登場人物に干渉できるのはほんの一瞬だと言っていたし、 これまで助けてくれた仲間達も確かにそうだった。 ならばこのマーガレットと優樹が瓜二つなのは、ただの偶然ということ?? 「あら? なんだかドブネズミの臭いがする。 あ、チェ~リ~~!! あなたがいるからね!!」 あまりにも無邪気な口調で、あまりにも無慈悲な言葉を放つマーガレット。 無造作に虫の羽を毟り取る子供の残酷さにも似ている。 その言葉にまた一層泣き崩れるチェリーを、犬でもあやすかのようにリリーが慰める。 「なんだかこいつ、めんどくさいヤツだな」 「繭期をこじらせちゃってるのよ」 「自分をどこかの国のお姫様だと思い込んでいるの」 「きっと今に、『今夜は舞踏会よ』とか言い出すわ」 「今夜は舞踏会よ!!」 「ほらねえ」 強烈すぎるマーガレットのキャラクターに好奇の目を向けるファルスに対し、 ナスターシャムとカトレアが説明を加える。 どこまで本気なのかローズの皮肉通りの言葉を言い放つマーガレットに、 みんなただただ呆れかえるしかなかった。 「オ~ホホホホホホ!」 「めんどくさいヤツだなぁ」 「キャ~~!!」 同じセリフを繰り返すファルスにも構わず高笑いのマーガレットだったが、 ファルスの姿を認めた途端、顔色を変え甲高い悲鳴を上げた。 「なんだよ」 「お! お! 男よ~! バターンキュ~」 まさか自分で擬音を発しながら倒れるだなんて、 里保も唖然とするより先に思わず笑ってしまう。 「「「姫姉様!!!」」」 「姫姉様に何てことを!」 「姫姉様は男性恐怖症なのよ!」 「なんで女子寮に男がいるのさ!」 「そうよ、なんでいるのよ!」 「あ、いや、男子寮はむさっ苦しくてさ。 ここには可愛い女の子がたくさんいるだろ、だから、目の保養にさ」 「ファ~ル~ス!」 親衛隊3人とともに便乗するリリーにまで厳しく詰め寄られ、 しどろもどろになりながら誤魔化そうとするファルス。 そこに起き上がったマーガレットが、また金切声を上げる。 「爺や! 爺やはどこ! 早くこいつをお城からつまみ出してちょうだい!」 「爺やなんていないし」 「あ、そんなとこにいたのね。爺~や!」 「爺やじゃねえよ!!」 巻き込まれたローズの本気のツッコミも意に介さず、 ファルスのことを指さし睨め付けるマーガレット。 「あ~もう、男子なんて汚らわしいだけ。 ちゃんとその瞳を見ればどんなに隠してたってすぐにわかっちゃうんだから!! も~ドブネズミ臭い、このドブネズミ!!!」 ……なんだろう今の違和感は。何かとても重要な内容が紛れこんでいたような。 里保が内心で小首をかしげる。 「そんなこと言うヤツは、ろくな目にあわないぞ」 さすがに腹に据えかねたのか、ファルスがその腕を取り凄みを利かせると、 マーガレットがまた一段と大きな声を張り上げた。 「さ、さ、さ、触られた~~!!!!」 「「「姫姉様!!」」」 「急いで消毒しなくちゃ! タナベ! カガ! ササキ!」 「ジャスミンです!」「クレマチスです!」「ミモザです!」 「カミテに捌けるわよ!!」 「「「はいっ!!!」」」 そしてドタバタと騒がしい音をさせながら、嵐のようにマーガレット達が走り去っていった。 ひとつ間違えれば物語そのものを崩壊させかねないような、あまりに突拍子もない言動。 そして何よりファルス――工藤遥と絡んでいる最中のこの上なく楽しそうな姿。 一体どこからどこまでがそうだったのかはわからないけど、 これは佐藤優樹の意思がそうさせたものに違いないと、里保は確信した。 あれだけ自分も本の世界に入りたいのにと羨んでいたのが、 注入されたエネルギーが並はずれていたからか、 それともマーガレットとの相性がずば抜けてよかったからか、 まさかここまでリリウムの世界を存分に満喫してしまうとは……。 さすがはまーちゃんだと里保も素直に感心するしかなかった。 そんな里保の隣で、遥が焦ったような口調で独りごちる。 『やべっ、まーちゃんから何か助言もらったような気がするけど、 インパクトが強すぎてどれがそうだったかよく覚えてないや』 いつもと変わらないクランの情景。 仲間達と過ごした大切な時間。 でもあの時、すでにその大切な時間は壊れ始めていた。 ←第一章 第三章→
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群青の冴えわたる大空のもと、広々とした草原が横たわっている。 草を主食とする野生ゆっくりには、ごちそうが群れているようにしかみえない。 かくして、ちびのれいむは茂みから原っぱに踊りでて、青々と茂る草をあさりはじめた。 「ゆゅ~~。……みゅーちゃっ、みゅーちゃっ」 背丈の低い草は、朝露に濡れていて爽やかな味わいをふくんでいた。 ほどよく歯ごたえもあり、しゃきしゃきとした食感がたまらない。 「ちあわちぇぇぇぇっ」 朝の涼気に包まれた野山のふもとで、赤ゆのれいむは生いしげる草を堪能した。 あまりにもたっぷりと食べものがある。 食べては出し、食べては出し、草むらにはぽつりぽつりと黒い斑点が生まれるにいたった。 ところが、である。 「……ゆゆっ!?」 食事に夢中になっていていたがあまりに、足もとで口を開けている穴に気付かなかった。 赤ゆは穴の淵で前のめりになってしまった。 「ゆゆ~~っ!」 そこで踏みとどまろうとした。 しかしすでに重心はかたむいており、あえなく穴に吸いこまれた。 「おそらゆべっ」 お空を飛んでいるみたいと叫ぼうとしたらしい。 しかし滞空時間はきわめてみじかく、それは許されなかった。 穴の深さは十センチほどでしかなかった。 打撲になるべき深度ではなく、れいむはすぐに起きあがった。 少々、体内餡子がゆさぶられてしまったが、 かぶりを振るとわずかな気持ち悪さも朝霧が光に払われるように霧散した。 「ゆゅ……ゆゅ~~~っ!?」 赤ゆはのけぞってしまった。 穴のなかは、壁も床も鈍色の光沢でおおわれていた。 宝石箱のなかに迷いこんでしまったようだ。 「たかりゃみょの~~~」 赤ゆがひとしく憧れてやまない『たからもの』が、ここでは建材と化していた。 「しゅごい……」 円筒形の穴の底で、れいむは空を見上げた。 ふしぎな光景だった。 銀色の空に、一点の淀みもない簡潔きわまる青い穴が開いている。 いや、視界の端に異物がみえる。 白い線が走っていた。 「ゆゅ~?」 れいむは視線を下げて、その白い線の正体をさぐった。 穴底から白い棒が生えていた。 たいへんに細い。 しかし長くて先が見えない。 それに、かたむいている。 そのために、白い棒は穴のふちと接しているのだった。 こんな樹は見たことがなかった。 「たべりゃれりゅ~? ……ゆっ」 噛んでみた。 かたかった。 何よりも、おいしくなかった。 「ゆゅ~~、おいちくにゃいっ! ゆっきゅり できにゃいっ」 そう吐き捨てた。 とりあえずここを出て、食事を続けようと思った。 そこで赤ゆは脱獄をこころみた。 「ゆんっ」 まずは跳躍して地表に躍り出ようとした。 が、跳躍力が足らず、壁にぶつかってしまった。 その反動で、れいむは床にべったりと叩きつけられた。 「ゆんっ。ちゅめたいっ」 床はひんやりとしていた。 しかし凍えるほどではない。 むしろ、ほどよい冷たさが心地よかった。 「ゆゅ~、ゆっ」 壁に頬を押しあててみた。 「ちゅめたいっ」 床と同じように爽快な冷気が伝わってきた。 さっと飛びのく。 れいむは、この穴が気に入った。 ほんのりとした寒気が心地いい。どこを見てもきらびやかで、贅沢なふんいきを味わえる。 それに、目と鼻の先に草むらがあって、食べものには事欠かない。 「ゆゆ~~……しょーだっ」 冷気が赤ゆに素晴らしいひらめきをもたらしてくれた。 「きょきょを れーみゅの ゆっきゅり ぷれいしゅに しゅるよっ!」 光りかがやく笑顔でもって、いわゆる「お家宣言」をしたのだった。 こうして銀の部屋はれいむのゆっくりプレイスとなった。 そうと決まれば、両親と姉妹を連れてきて、寝床をこしらえ、トイレを設置し……。 やることは多い。 「ぴゃぴゃと みゃみゃを つれてくりゅよ!」 屋根のない小部屋に、ほがらかな声が鳴りひびく。 かくして、れいむは両親を連れてくるべく円筒から出ようとするのだが。 「……ゆんっ」 ジャンプした。 だが、とどかなかった。 「ゆんっ」 もういちど、こんどは助走をつけて跳躍した。 ところが出口は高かった。 「ゆんっ、ゆんっ、ゆんっ!」 何度やっても高みの出口はれいむを拒絶する。 ついにれいむは怒りだしてしまった。 「……でぐちしゃんっ、ゆっきゅりしてにゃいで おりてきちぇにぇ!」 無機質な穴ぐらに赤ゆの不機嫌が反響する。 「れーみゅ おこりゅよっ」 語気を荒げてみても、結論はおなじだった。 円形の穴は澄ました顔をして高嶺に浮くばかりで、取りつくしまもない。 「どーちて おりてこにゃいにょ? ばきゃにゃの? ちぬの?」 朝の燦然たるきらめきを満身に浴びながら、蒼穹に叫ぶ赤ゆの姿は、どこか高貴で滑稽だった。 「でぐちしゃんっ! きーちぇりゅのっ!?」 これまたなしのつぶてである。 「でぐちしゃんっ! きょきょは れーみゅの ゆっきゅり ぷれいしゅだよっ。 どーちて れーみゅの いうこちょを きけにゃいの? しゃっしゃと しちぇにぇっ! おりてきちぇにぇっ!」 下僕は無反応をつらぬいた。 いよいよれいむは激昂した。 「ぷきゅぅぅぅ! れーみゅ おこっちゃよ! きゃわいい れーみゅを ばきゃにしゅる げしゅは『せいっしゃいっ』しゅるよっ!」 主人の怒りは本物だった。 情けも憐れみもかけず、制裁を実行する。 「ゆんっ、ゆんっ!」 壁に突撃を繰りかえした。 だが、そのたびに跳ねかえされた。 いくたびか体当たりを重ねた。 そして、肩で息をしながら、れいむは勝ち誇った。 「どう!? いちゃかったでしょ! れーみゅ ちゅよいっ! とっても ちゅよいっ! れーみゅ さいっきょうっ! ゆゆ~んっ、ちゅよい れーみゅは とっちぇも ゆっきゅり しちぇいるよ~~。 ゆ~、ゆ~、ゆ~♪ ゆっくち~♪ ゆっくち~♪ れーみゅの、れ~♪ れーみゅの、れ~♪ れーみゅの、れ~は~♪ ゆっくちの、ま~♪ れーみゅの、れ~は~♪ まったりの、れ~♪」 やがて歌声がやんだ。 どこかでキジが啼いていた。 「……」 れいむはしばらく穴底の中央にたたずんでいた。 俄然、ぶるぶると首を横にふる。 「ちぎゃうもんっ! れーみゅ しゃびしくにゃんか にゃいもんっ」 とにかく動いてないと不安になってきた。 そこで、 「しゅーぴゃーしーしーちゃいむっ」 なんの脈絡もなく、排泄を宣告した。 ちょろちょろと、赤ゆの腹から透明な液体が弾道をなぞった。 「しゅっきりー」 放尿はすぐに止まった。 「どう!? きょれでも れーみゅは さびちい!?」 だれにでもなくいきがってみせる。 「ゆゆ!?」 すぐに、れいむの鼻孔を尿臭が襲った。 見れば一室の隅に水たまりができている。 「ゆゆ!? しーしーしゃん! なんで いりゅの!?」 赤ゆが背後に飛び退いた。 が、すぐ後ろに壁が待ちかまえていたために、逆に前方に転んでしまった。 顔を上げると、目のまえにしーしーが迫ってきていた。 驚くべき反射速度で起きあがる。 「こっちこにゃいでにぇ! あっちいっちぇにぇ!」 れいむの通告も虚しく、水は音もなくれいむに這っていく。 「しーしーしゃん! こっちこにゃいでにぇ! こっち……こにゃ……ゆぴっ!」 鋭く悲鳴を発した。 水がれいむのあんよに触れたのだ。 饅頭皮に浸透してゆく。 「……ゆぐぅ……」 あんよに沁みこむ汚物を、恨みがましい目で見つめるしかなかった。 「……ゆぅ。……れいみゅ しゅーやしゅーや しゅりゅよ!」 徹底的に忙しない。 れいむは睡眠宣言から数秒も経たずして、睡魔に意識を預けてしまった。 「すぅ……すぅ……」 穴底から安らかな吐息が発せられる。 金属の底から生えている白い樹幹に身を寄せていた。 「ゅぅ……?」 突然、白い木がすっと抜かれた。 これに身を預けていたれいむは、ころんと転がって目が覚めた。 「……ゆぅ……」 しかし、まだ夢見心地だった。 「ゅぅ~~。きょきょ どきょ だっけ?」 自分が穴の中にいることを忘却していた。 まわりを見ても、冷たい壁があるばかり。 そのとき、急に穴が暗闇に閉ざされた。 「ゆ?」 不思議になって空を見上げた。 円形に切りとられた青空のなかに、さらに黒い穴が開いていた。 その穴は急速に大きくなり、 「ゆべぇっ!」 空を仰いでいたれいむの顔面に激突した。 衝撃のために、かすかに餡子を吐いてしまった。 「……ゅ゛……ゅ゛……ゆ゛っ」 しばらく激痛に震えてしまった。 ぴゅっぴゅと肛門から尿が垂れる。 だが、れいむ種特有の生命力でもって打撲から回復した。 ゆるゆると起きあがる。 そしてあたりを見回した。じぶんを打ちすえた何かを探したのだ。 だが、殴った悪魔はどこにもいなかった。 おそるおそる空を見上げても、そこには丸い空があるだけだ。 「ゆゆ~~?」 不思議でならなかった。 しかしながら、判明した事実があった。 「……きょ……きょきょは ゆっきゅり できにゃいよ!」 ということで、赤ゆのれいむは脱出をはかった。 しかし、あいかわらず天井は高みにあるばかりで脱獄できなかった。 そうこうするうちに、ふたたび空に影がやどった。 「ゆ!?」 思わず、れいむは目を閉じた。 からんと冷たい音がする。 まぶたを開けると、白い木が戻されていた。 れいむは首をかしげるばかりだ。 だが、不思議がる観察眼が、赤ゆに知恵を吹きいれた。 「れいみゅ あたみゃ いい!」 今度ばかりは本物の知恵といえた。 この傾斜のついた木をつたって、外に出ればいいのだ。 ただ、いまのいままで気付かなかったことは、赤ゆであった。 「ゆっ」 れいむは跳びはねて、 「ゆんっ!」 白く細い木を口でくわえ、これにぶらさがった。 「ゆゆんっ」 口を支点にして体を回転させ、棒の上部に体を持ってきた。 鋭いながらも傾斜がついているから登ることができた。 体勢を保ちながら、少しずつ上昇する。 「ゆっ、ゆっ」 器用にも、口を操作しながら登ってゆく。 「ゆっ♪ ゆっ♪」 木のぼりの楽しさに似た軽快さがあった。 やがて、赤ゆのれいむの視線は、地下から地上に踊りでた。 あと一息で、地上に出られる。 れいむは自分の正しさを知り、愉快になった。 よし、地上に降りよう。 と、おもったときだった。 蒼天を切りさく白い影があった。 それは白い隕石だった。 隕石は放物線をえがいて、棒を登っていたれいむめがけて落下をし、 ぐしゃり。 と、れいむを直撃した。 脳漿が飛び出た。 眼球もずるりとこぼれた。 白い隕石は一個の命を刈り取ると、穴のなかに滑りこんだ。 れいむの亡骸があとにつづく。 遠くから、歓声が風に乗って流れてきた。 「おみごと! ホールインワン!」 れいむが忍びこんだ草むらとはゴルフ場のグリーン。 見つけた「お家」はカップ。 穴の底から生えていた細い樹はピン。 赤ゆを即死にいたらしめた白い隕石は、ゴルフボールだった。 (おわり)
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女性差別 男の「告発者」が気持ち悪い ※女の告発を乗っ取る「障害者」について 中条あやみが結婚を発表、スポーツ紙・ワイドショーはなぜ「結婚後も仕事を続ける」「なお妊娠はしていない」と報じるのか、“女優の結婚あるある”刷り込み報道 天空の城ラピュタとマニック・ピクシー・ドリーム・ガール 男の「告発者」が気持ち悪い ※女の告発を乗っ取る「障害者」について 男の「告発者」が気持ち悪い ※女の告発を乗っ取る「障害者」について https //anond.hatelabo.jp/20240223011516 [B!] 男の「告発者」が気持ち悪い ※女の告発を乗っ取る「障害者」について https //b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20240223011516 吉本興業 プラス・マイナス岩橋良昌との契約解消を発表 コンビも解散 SNSの「不適切な投稿」が要因 https //news.yahoo.co.jp/articles/abd28a5de1e3537ccce5d4f12c5b82b79e7c526e はてな匿名ダイアリーメモ 増田メモ 性差別メモ 男性差別メモ 障害メモ 障害者差別メモ 精神障害者メモ 精神障害者差別メモ 知的障害者メモ 知的障害者差別メモ 吉本興業メモ 吉本芸人メモ プラスマイナスメモ プラス・マイナスメモ 岩橋良昌メモ 岸田奈美メモ 汐街コナメモ 宮川大輔メモ 真木よう子メモ 中島裕翔メモ Hey!Say!JUMPメモ ジャニーズメモ エアガンメモ エアガン事件メモ 方法メモ 方法リンクメモ 中条あやみが結婚を発表、スポーツ紙・ワイドショーはなぜ「結婚後も仕事を続ける」「なお妊娠はしていない」と報じるのか、“女優の結婚あるある”刷り込み報道 中条あやみが結婚を発表、スポーツ紙・ワイドショーはなぜ「結婚後も仕事を続ける」「なお妊娠はしていない」と報じるのか、“女優の結婚あるある”刷り込み報道 | 週刊女性PRIME https //www.jprime.jp/articles/-/27744 中条あやみメモ 中条あやみ結婚メモ 天空の城ラピュタとマニック・ピクシー・ドリーム・ガール 天空の城ラピュタとマニック・ピクシー・ドリーム・ガール マニック・ピクシー・ドリーム・ガール - Wikipedia https //ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%94%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%AB Xユーザーの竹脇章介さん 「りりちゃんの件見てても思うけど自分の人生を一発逆転させてくれるマニック・ピクシー・ドリーム・ガールという異性を待ち続けてるのは男性の方が多い 女性は現実的なので白馬の王子様を待ったりしない」 / X https //twitter.com/2mDzOnuVEGUpNma/status/1775095007160279078 Xユーザーの割尾くう子さん 「私はある時期から、「天空の城ラピュタ」に対する視点が変わった。 あれは困難な境遇に置かれた女性を助ける男性の話ではなく、一人の女性との出会いをきっかけに平凡だった自分の生活が大きく変わる男性の話。 男性は、自分を変えてくれる女性が空から降ってくるのを待っている。 https //t.co/5215tSFYmY」 / X https //twitter.com/wario_kuuko/status/1775311421557084497 私はラピュタって元々そういう物語だと思っていたし、それの何が悪いのと.. https //anond.hatelabo.jp/20240404143406 [B! 増田] 私はラピュタって元々そういう物語だと思っていたし、それの何が悪いのと.. https //b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20240404143406 まぁ、cheesyなパターンの一つなので、今後は裏切る作品が増えて欲しいと思う。ベタなのはベタなりに良さがあるけれども。 - kaz_the_scum のブックマーク / はてなブックマーク https //b.hatena.ne.jp/entry/4751596312131463808/comment/kaz_the_scum 映画メモ 映画用語メモ ステレオタイプメモ キャラクターの類型メモ 頂き女子りりちゃんメモ ジブリメモ 宮崎駿メモ 天空の城ラピュタメモ
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you tube 録画 - Google 検索 Show TimeやYou TubeをPCで録画する事は、出来るのでしょうか?わかる方教えて下さい。 - 人力検索はてな StoreTubeの詳細情報 Vector ソフトを探す! YouTube保存ツール「Area61 ビデオダウンローダー」の詳細情報 Vector ソフトを探す! You Tubeのストリーミング動画の保存法@Angel Heart Club -Splash☆Star- mw200d_100d014.pdf (application/pdf オブジェクト) cn-mw200d sd 音楽 - Google 検索 口コミ蔵 | ストラーダ CN-MW200Dのクチコミ掲示板【価格.com】 価格.com - 『SDカードの音楽再生』 パナソニック ストラーダ CN-MW200D のクチコミ掲示板 CN-MW200D PanasonicのSDナビです。 SDカードに音楽を入れて聞きたいのですが、出... - Yahoo!知恵袋 SD Audio - Google 検索 sd audio 無料 - Google 検索 FLVから53CA向けSD-AUDIO作成法 デジモノ大好きヽ(´ー`)ノ Any Video Converter シリーズ -- 動画変換、DVD変換、YouTube動画とニコニコ動画をダウンロード・変換、DVD作成 MOOCS(ムークス)、SD-Audio(AAC)形式の楽曲配信サービスを打ち切り 白いツバサ@cocolog mp3 - gt; SD-Audio変換 フリーソフト - 人力検索はてな
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総合技能学園・パイロット科(癖毛爆男の手記 この国には大きな学園がある。 学校、という訳ではない。だが、様々な方面への学科が備わり、この学校の教育機関の柱として成り立っている。 パイロット科・剣士科といったものがで存在する、そこは訓練校である。 国防の人間を養成する為の期間であり、首都である都市船の最上部、つまり地表に露出する形で建造されている。 学校はかなり大規模であり、様々な学科をカバーしているだけはある。 巨大な校舎、巨大な校庭・様々な訓練施設。 その訓練施設の中でも一際目立つのが飛行場だ。 恐ろしいほどの面積を誇り、さまざまなアイドレスがそこで整備、テスト、運転されている。 また、この学校からでも希望山(カルデラ)は見える。あの山はどうやら、この国のどこからでも見えるらしい。 学園には制服がある。この制服自体は学科全てが共通のものであるらしく、女子はワンピースと胸元のリボンが目立つ淡いピンクの制服。男子はブレザーの制服である。 見た感じ、極々普通の制服だな、と思った。 赤い髪に良く似合うな、と自然に思った。 普通科などのごく普通にある学校の説明文は省き、今回はパイロット科の生徒達に取材をしてみた。 教室内ははてない県人特有の赤い髪が良く目立つ。どうやら、パイロットスーツの試着をしているようだ。 パイロット科、とは言っても生徒達は別に他の所と変わらない。 パイロットスーツの試着をしている生徒のほかにも・・・前の授業が調理実習だったのだろうか? 制服の上からエプロンをつけたまま寝ていたり、マンガ読んでたり、犬と遊んでいたり。こういうところが「頭が悪そう」といわれる所以だろうか? 実際、パイロットスーツを着ている子供達も、真面目に取り組む、というよりは新しいおもちゃを手に入れたような表情をしている。 私は中に入り、自己紹介をした。生徒達はこぞって私のカメラの前に立とうとする。 ・・・だから、そういうのをやめなさい、君達は。 パイロットスーツを見せてもらうと素材は合成ゴム素材でよく伸びるし、頑強である。 ためしに、様々なポーズをしてもらうと、彼らは簡単にこなして見せる。 どうやら、物としてはいい物らしい。 上下がつながっている、F1やツナギのような構造で、着るときは背中のほうから一気に着るらしい。 手や足の部分にはさすがに生地はなく、手には手袋、足にはブーツを各人がサイズを精密に測って、作るらしい。 これは実作業を行う手や足の感覚をできるだけ殺さず、かつ、保護するためだとか。 出撃の前にはそれにマフラーをつけている。これは防寒などの役割も果たし、場所をとらない理由からコクピット内に持ち込み、汗を拭くという使い方をしている生徒もいるようだ。 スーツの各所にはぽっけが着いており、そこにマフラーや簡易医療道具などの簡単なものを入れるらしい。 生地は何層にもなってできており、防寒などに優れるらしい。最も、通気性は悪そうだが。 ひとしきりスーツを見せてもらったところで、学生たちにカメラの前に立ってもらい、何枚か写真を撮る。 みんな、思い思いのポーズを取り、にこやかに笑っていた。 この日は彼らは休みであった。それぞれの家に帰るというので、私も帰りがてらついていく。 まず、最初に向かうのは商店街だ。住宅街を飛び越え、ここに行く目的があるらしい。 様々な人たちが行き交う中、彼らの目的地は「味のれん」らしい。 そういえば、私もよく味のれんで学生たちが来るのを見ている。 味のれんにつくと親父さんがにこやかに出てきだ。 「今日ははやかったとね?」 「うん、今日は取材されてっから!」 「ほほう、なら、おいも面白かこと言わんと・・・」 「おっちゃん、やめとけって、おっちゃんの冗談面白くなか」 「なにー、お前ら、どうやらこのパイは要らないようだな」 「あー、殺生、後生だ、おっちゃん」 とまぁ、こんな風に会話をしている。「アンタも食べね」と、新作のマンゴーパイを頂いた。 彼らはそれを近所の空き地で食べて、それから、家に帰るらしい。これが休みの日の贅沢だという。 話の内容は将来の夢、今日の学校の出来事、友達の噂話、授業の内容などなど・・・ とても普通の、ただの学生にしか見えなかった。そこには年相応の少年少女たちの夢や希望、現実と日常が交錯している。 だが、彼らはパイロット科の生徒なのだ。 ・・・彼ら学生も、いつか戦場に立つ日が来るのだろうか? それは、なぜだかとても悲しいことのように思えた。そのために訓練しているにも関わらず。 彼らはその後、自宅に帰る。この国のベッドタウン、ただの一軒家が立ち並ぶその町へ。 私は来た道を取って返し、味のれんに向かった。どういうわけか、今日は飲まずに入られない。そんな気分だった。 町を歩けば・・・鯉のぼりが見えた。まさか、この取材をした日が「子供の日」とは・・・なんとも、因果な運命である、と最後に自嘲したのを記し、今日の取材を終える。 (5/5 癖毛爆男 (文:癖毛爆男) 要点:・エプロン 周辺環境:・大和丘商店街・味のれん・大火山(カルデラ)・近所の空き地・普通の一軒家・学校 アイドレスへ